セダンにサイクルキャリアをつけた話

こんにちは。

 

私はロードバイクを車で運ぶ機会が多いのだが、乗ってる車をハッチバック車からセダンに変えたので、中に入れるのに抵抗があった。

 

車はマークXで、この車種はトランクスルーができるので1台だけなら入れることはできるが、セダンの中を汚したり、傷つけるのが嫌だし、車高が低い分、入れずらいのでルーフキャリアを搭載することにした。

 

ルーフキャリアはベースキャリアとサイクルキャリアの構成となる。

 

グランツールとかでプロチームのサポートカーでスポーツ車のルーフにロードバイクやホイールを積んで走る姿はカッコイイと思う。
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ステーションワゴンSUVに1番ルーフキャリアは似合うんだろうが、個人的にはアウトドアとは離れた高級セダンやクーペにこそルーフキャリアを搭載させるのが普通な気もする。

 

何故ならセダンやクーペは中に自転車を入れることが普通はできないからだ。

 

トランクスルーなんて無いセダンの方が普通だ。

 

とはいえ、空気の流れを考えたボディの上にベースキャリアを置いたら、やっぱり見た目変な感じかと心配したが案外普通というか若干戦闘力?が上がった見た目になった()


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あと、市街地で走るとなかなか目立つ。あと煽られない。大抵の車が車間距離を空けてきたり、車線変更してくる。

 

今回、私が選んだメーカーはInno(イノー)というメーカー。

 

サイクルキャリアは3社ほどしか選べず、トップにTHULE(スーリー)、次あたりが恐らくInnoである。

 

InnoはTHULEに比べて安価で国産車への対応がある。

 

だが、サイクルキャリア初心者andブランド好きな私には信頼のトップメーカーTHULEを選ぼうと思ったのだが、マークXにはなんと対応表記がない。

 

外車のセダン等は対応があるので、恐らく取り付けは可能なのだろうが保証からは外れてしまうだろう。

 

何より初心者の私に、そんなメーカー保証外な行動はとてもできない。

 

あと、THULEはinnoと比べて3倍くらい高い値段だった。

 

今回の私の構成はベース insut、バーin-b127、取り付けフック k285。ここまでがベースキャリアの構成。これで2万円ほど(スクエア型)。

 

この上にサイクルキャリアを載せるのだが、私が選んだのはフレーム固定はせずにタイヤを固定するタイプのINA398タイヤホールド2というもの。

 

ちなみに、ルーフキャリアには2種類あって、エアロ型とスクエア型がある。

 

違いはほぼ見た目のみ。エアロの方が2倍ほど高価だが、車体からはみ出さない上に、バーが細かったり、角が丸かったりするので、より車のデザインに馴染む。

 

エアロのデメリットは高価以外には重量制限がスクエア型よりある点だが、ロードバイクの場合は15kg以上なんて、そうそうないので問題はないだろう。

 

重量も大差ない。

 

つまりエアロなデザイン性に倍の値段を出すかどうかというところ。

 

ちなみにベースをエアロにしたらバーもエアロにするので全て2倍の値段になる。

 

ちなみにinnoの場合、スクエア型ならバーが前後分2本セットで1万ほどで売られているが、エアロバーは1本売りなので2つ買う必要がある。

 

ロードバイクの固定タイプに関しては、私は車体全体の高さを下げたかったので、フロントホイールを外して、フォーク固定タイプのキャリアが欲しかったのだが、なんとInnoには現在トレンドとなっているディスクブレーキ仕様のロードバイク(12mm規格)の物が製品としてない。

 

メーカーに問い合わせたが、未だ開発中とのこと(2019年9月時点)

 

私のロードバイクリムブレーキなので問題ないが、将来的にはディスクブレーキのロードバイクが欲しいので、いずれ今のサイクルキャリアが使えなくなってしまう。

 

そう考えた時にタイヤ固定タイプなら自転車のフレーム規格は関係ない。

 

ちなみにTHULEにはある。

 

THULEは、流石のトップブランド。リムブレーキから12mm規格のディスクまで幅広い規格にキャリア1つで対応可能なものを出している。但しお値段確か7万円。

 

Innoのサイクルキャリアが平均1~2万円台なのと比べるとなかなかの差である。

 

InnoはTHULEのを真似した物を安価に出しているようなので、もう少し待てば似たようなものを半値ほどで出してくる可能性が高いので、フォーク固定タイプがどうしても欲しくて、でもTHULEは高くて買えないって人は、もう少し待とう。

 

ちなみに、THULEとInnoの互換性はinno公式HPより確認できる。

 

Innoベースキャリア(スクエア型)にTHULEサイクルキャリアはバーの径が同じなので搭載可能(逆の構成と同じ)だが、保証はしないという内容だった。

 

まぁ、折角だしInnoで統一するのも悪くないし、よく考えたらフロントホイールを取り外して、車内にしまうのもめんどくさい。

 

結果的にロードバイクをそのまま載せられるので、めちゃくちゃ楽だ。

 

取り付けも工具いらずで簡単だった。

 

今回ベースキャリアだけ車屋でお願いしたので難易度はよくわからんが、特に工具は付属のもので済むようなので、素人でもできそうだ。

 

ちなみに、THULEはinnoより更に簡単に取り付けできるらしい。

 

最後に今回、私がルーフキャリアを取り付けるのにかかった総額費用はベースキャリア取り付け工賃が5400円だったのを含め、サイクルキャリア2万円を2台で約65,000円だった。

 

案外手軽な値段ではないだろうか?

 

皆さんもお試しあれ!