こんにちは〜。
中古で買ったマークX(前期)が、買った車屋かた車検案内の電話がきて今月で車検切れになるのに気づき迷った結果 ''ユーザー車検''というのをやることにした。
ユーザー車検とは車屋やガソリンスタンドで受けている車検代行をせずに自分で車検を通してしまおうというもの。
自分で行うので代行手数料分がなくなるのと、これはあまりおすすめではないが24ヶ月点検(2〜5万)を行わないことも可能だ。
業者に代行してもらう場合、24ヶ月点検という法定点検を行ってから車検手続きに行くため必然と点検整備料が料金に上乗せになる。
24ヶ月点検は12ヶ月点検同様に国で決められた法定点検といって義務である。
だが、24ヶ月点検を行った記録をユーザー車検の時に出さなくてもいいのである。
よって、最安料金でユーザー車検を受けることができる。
今回、私がかかった費用の内容は以下の通り
1.自賠責保険料
2.重量税
3.車検場での検査手数料
4.申請用紙代、印紙、事務手数料
1は自動車に乗る上で強制加入する保険で25ヶ月分払う。
車検が2年なのに24ヶ月じゃないのは、自賠責保険の期限が切れていると車検手続きが進められないからである。
そのため1ヶ月分多く加入するのが一般的となる。
そして2の重量税は自分の自動車の車両重量と年式によって変わってくる。
重量税というくらいなのに古い車になるほど料金が上がるとは何とも変な理屈だ。
3は車検を運輸支局内の検査場で検査する費用。1800円くらい。
4は手続き書類に関する諸費用。全部合わせて1000円以下。
つまり、かかった費用の9割が自賠責保険と重量税なのだ。
ここからは、車検予約から車検手続き完了までの流れを実際の体験をもとに書こうと思う。
まず車検の予約を自分でするのだけど、これは全国共通でネット予約。
ちなみに車検は陸運局や運輸支局とかで行うのだが、全国どこの陸運局でやっても良い。
但し、車検できるのは平日のみで土日祝不可で、8:45から〜16時までの間に計4つの時間帯が区切られている。その中で予約して行かないといけないので土日祝休みの社会人は半休とか使っていくしかない。
かく言う私も午前中休んで朝イチの時間帯を予約した。
予約サイトはネットでユーザー車検 予約って検索するとすぐに出てくる。
簡単な会員登録をして、2年1ヶ月アカウント使わなければ自動的にアカウントが削除される仕組みになっている。
ログインして自分が該当するものにチェック入れて進めていくと、予約可能時間が表示され、それを選べば予約完了。
最大2週間後までの予約ができるが、車検を受けられるのは車検有効期限の1ヵ月前からなので、そこだけ注意。
ちなみに、自分の場合予約がなかなかできずに苦労した。
というのも、予約の争奪戦が激しかったからだ。
時期のせいなのか地域差なのかわからんが、0時0分にログインして14日後しか空いてない。そして20分後には全ての時間帯が満員になってしまうのだ。
日中働いている社会人は平日有給を取れないと行けないし、取れる日も限られるだろうから取りたい日の2週間前の0時にログインして予約するのが間違いない。
今回私は車を継続して使うために車検通すので乗用車カテゴリーの継続車検という内容で予約する。
予約したら車を当日車検で落ちて再度行くハメにならないように素人は車を整備士に見てもらおう。
テスター屋と呼ばれる業者がいて、どの運輸支局外の近くにいるようだ。
運輸支局名とテスター屋で検索すれば出てくる。
検査は当日交換が効かない部分だけ前もって見てもらって、ヘッドライトの光軸調整やサイドスリップ等は当日見てもらうのが間違いない。
私はこのやり方でも料金は当日支払った一律1500円のみだった。
この辺はテスター屋によるだろうから電話で確認しよう。
私はビックモーターでヘッドライト光軸調整の工賃を聞いたら3000円プラス税と言われたのでテスター屋に持っていった方が全て見てくれるし安く済む上、その運輸局の検査をよく分かってるから安心だ。
大抵のテスター屋は運輸支局同様に平日朝から夕方までの営業。
朝は7時とか8時といった早い時間からやってるので私のように朝イチ車検でも余裕である。
調整が済んだら運輸支局へ行く訳だが、その際に持っていく物は以下の通り。
1.車検証
2.今加入中の自賠責保険証明書
3.印鑑
4.必要な現金。ネットで自動的に計算してくれるところがある。でも少し多めに持っていこう。
5.事前に24ヶ月点検を受けていれば、その点 検書。受けてなければ運輸支局窓口での申請時に後でやるから無いと言えばいい。
これだけだった。事前に調べたトップに上がってくるユーザー車検ガイドみたいなやつには自動車保険証明書やら点検整備書類やら書かれていたが、過去に自動車保険料を滞納したことがなければ継続手続き車検は上記の4点だけ用意すればいい。
あとの必要書類の継続手続き申請書や自賠責保険証明書や重量税等の書類は運輸支局内にあるナンバーセンターという所で貰える。
代書屋というのもテスター屋等でやっており、書類を代わりに手数料払えば書いてくれるのだが、車検証を見ればかける内容程度だし、書き方サンプルも運輸支局窓口にあるので書き間違いに注意すれば大丈夫。
車両番号とかの車両情報や名前とか住所を書くくらいだ。
間違えた時ように収入印紙は最後に貼ってもらうのがいいかもれない。
時間がある人は前もってここで紙だけ貰っておいて書いといて重量税とか自賠責保険料払って印紙貼ってもらえば当日ナンバーセンターに寄らずに申請窓口に直行できるので早い。
というのも窓口に書類を出したら車で検査場に向かうのだが、その間に車の列ができる。
当然だがゆっくり進むので、ここで待ち時間がかかるため、如何に早く申請書を窓口にだすかがスムーズに検査を始めるカギだ。
書類に不備がなければ許可印が押され返されるので、それを持って検査場へ行く。
検査は車で並んでる時に検査官が回ってきて書類を受け取りに行くるので、その時に初めてだと伝えれば何をすればいいのか全て教えてくれる。
検査上に入ったら運転席にTRCボタンがある人は押してoffにしておこう。大抵ハンドル周りにある。
検査中は検査官が横に付きっきりで教えてくれるので何も心配する必要は無い。
一応見学コースもあるので事前に流れを見ることもできるしYouTubeにも上がっている。
検査が全て終わったら書類に合格印がされるので、それを持ってまた運輸支局の言われた番号の窓口に行って、新しい車検証と自賠責保険証明書と次回の車検期限が印字されたシールを貰って終了だ。
帰りに自分の車のフロントガラス上に貼られた古いシールを剥がし、新しく貰ったシールを貼るだけ。
シールに説明があったが、人によってはフロントガラスではなくナンバープレートに貼ってあるようだ。
今回初めてだったが、運輸支局内で通してかかった時間は1時間ほどだった。
恐らく業者手数料は1万円くらいだろうが、これを節約したいかどうかといったところは人によるところだろう。
車検で見られる点検は一般的な動作確認のみなのでブレーキパッドがどのくらい残ってるか等の内部の安全確認はしないので、定期点検はちゃんとした方がいいと思う。