バイクの一発試験を初めて受けてきた話

こんにちは。

 

先日、遂に前回の事前審査から約2ヶ月の時を経て、第一回目の実技試験を受けてきました。

 

実技は午前と午後で選べたので絶対間に合うように午後を選択。

 

13時受付の13:30試験開始だ。

 

引越しをして免許センターまでの道のりが近くなり割とスムーズに1時間かからず到着した。

 

受付では顔写真貼った申請書に4050円の印紙を貼って住所記入と免許証番号を書いて別紙のアンケート用紙と共に提出。

 

運転免許証も見せるのだが私の場合はコンタクトで視力矯正ありなので1-2分くらいの視力検査があった。

 

さらに服装チェックがあり、グローブ(バイク用で作業手袋や指切りグローブは不可)、ヘルメット(安全基準をクリアしたPSマーク?付きの大型バイク対応モデル)、長袖、長ズボン、靴(サンダル不可、スニーカーOK)

 

グローブだけは何故かバイク用でないとダメだ。

 

受付が済むと番号ゼッケンのついたビブスを渡される。

 

この辺は教習所と同じだが、プロテクターの支給はないので転けて怪我したら自己責任だ。

 

始まるまでにコースの下見が許可されているので一通り巡る。

 

試験開始時間になると試験官が指定された場所でルール説明を始める。

 

課題の内容やコース説明、注意事項などだ。

 

この日の大型試験者は自分を含め3人。

 

原付以外の2輪試験者が他数人。

 

大型からスタートで自分は2番手。

 

良かった。言い方は良くないが人の振り見て我が振り直せができるかもしれない。

 

まずは慣らし運転でコースを小さく1周(採点されない)

 

バイクを指定位置に止めて降り、合図があったら試験スタートだ。

 

トップバッターはバイク慣れしてるのか何回か受験しているのか、難なくコースを進めていく。

 

今回の試験コースは課題の順番がクランク→S字→波状路→1本橋→スラローム坂道発進急制動→踏切で終了だ。

 

その方はスラロームを終えて坂道に向かう途中で試験終了のアナウンス。

 

ダメだ。何がダメだったのかわからない。

 

試験は原点方式で70点を下回ると終了になる。

 

もちろん転倒したり、エンストしたり、1本橋から落ちたりしたら一発終了なのでそういう失敗は他者から見てもわかりやすいのだが、今回の方はそれはない。

 

つまり、もっと細かい部分での減点超過で落ちたということだ。

 

これは試験官にしかわからない。

 

トップバッターが戻ってきて、試験官の元へ行っている間に私が慣らし運転を開始する。

 

初めて乗る大型バイク。。。どれほどの物か。。。

 

用意されている試験車はCB750。空冷の古いバイクだ。

 

私が乗っているCB400SFの最終型に比べてパワー感は試験コース走行程度ではあまり変わらないように感じた。

 

ハンドルの操作感は使い古された感じでかっちりしてないがすぐ慣れた。

 

問題は慣らし運転の時にウィンカーを出そうとする度にクラクションを連発。

 

それもそのはず。CB400のウィンカーボタンとクラクションボタンが上下逆なのだ。

 

非常にやりずらい。

 

安全確認する余裕も焦ってなくなってしまう。

 

これは課題に入る前に早々に終了になってしまうかもしれないという不安を抱えながらスタート地点に戻ってきた。

 

バイクを降り、試験官の合図を待つ。

 

試験開始。

 

後方の安全確認、ブレーキに手をかけスタンドを払いリアブレーキに足をかける。

 

ミラーを調整するフリをして、また後方確認。

 

ギアを1速に入れて、またまた後方をしていよいよ発進。

 

どんだけ後方確認しないと行かんねん。

 

分かりやすく言うと試験中は常に車が迫ってきている意識で安全確認する必要がある。

 

ラクションを鳴らすことも無く、難なく課題をこなせている自分に高揚しながらスラロームに突入。

 

スラロームをぬけて、もう大した課題はないぞ!やった!と思った矢先、終了のアナウンス。

 

課題のミスはない。つまり最初の方と同じ減点超過だ。

 

もう試験関係ないから先程のノロノロ運転はどこへやら。思い切り飛ばしてスタート地点まで戻る私。

 

原付免許を取りに来たであろう大量の若者たちが隣のコースにいてコーナー中かなり見られた。

 

バイクをスタート地点に停めて、試験管のいる管制塔へ行く。

 

ここで何が不合格だったのか教えて貰える。

 

理由はS字クランクを左折で侵入する際に左に寄りきれていない点でまず減点。

 

続いて一本橋10秒以上のとこを9.5秒で通過。これも減点。

 

スラローム6秒以内のとこも若干遅かったので減点。

 

しかし課題のタイムの減点よりも、一本橋からスラローム行く間の安全確認不足の減点。

 

スラローム抜けたあとの安全確認でまた減点。

 

課題のタイムを求めるあまりその前後の安全確認で大きく減点を食らったのだ。

 

試験官にとにかく安全確認と左折時の小回りだと言われた。

 

恐らく課題のタイムオーバーの減点は小さいのでは無いかと思う。

 

それよりも課題に集中しすぎたことにより安全確認が疎かになってしまったのが私の場合は不合格の理由になってしまった。

 

私は事前に一発試験を受けた人のブログを読み漁っていたのだが、クランク侵入時に左寄りで侵入したことでコーンに当たってしまい落ちた人が試験官から真ん中あたりから侵入すればいいというアドバイスを受けた書いてあったのを真に受けて

、左寄せせずに余裕を持って左折してしまったのだ。

 

やはりクランクの入口だろうとキープレフト走行することが無難ということだ。

 

ということで、私の一発試験1発合格の伝説は消えたわけだが、正直安全確認と左折時に注意すればいいだけかという安堵感の方が強かった。

 

課題は難なくこなせたしダメだったポイントを思い返して次に挑めばあと2-3回くらいで行けるんじゃ?という感じに思えた。

 

そうと分かればと、意気揚々と次の予約をしに行くと次の予約が1ヶ月半後しか空いていない。

 

予約がネックすぎる。感覚がわかっても次の試験が1ヶ月以上先となると1回1回がとても貴重だ。

 

冬に突入したらもっと予約入れやすくなるんだろうか。。。

 

ブログでみた情報では半年以上過ぎると登録がリセットされてまた事前審査から受けるはめになるとあった。しかし自分の免許センターの注意書きにそういう記載はなかった。

 

仮に半年に1回リセットされるとなると5回受けれるかどうかだ。

 

年内に取れるといいんだが、どうなることやら。

 

まぁ4000円払ってバイクで遊びに行ってるようなもんだが3回目くらいには受かりたいものである。[完]