こんにちは。会いたくなかったです。
結局、この3連休1歩も家から出なかったことに自分でも驚いている。
私はアウトドア:インドア=6:4くらいの人間なのだ。
なのに玄関のドアすら開けていない。これは、JRの言葉を借りるなら全部雪のせいだ。
あれがバズってから、毎年似たようなテーマが出たが、未だにあれを越えるものはでていないと思うから、毎年あのテーマで良いと思っている。
室内での休日の過ごし方は人それぞれだろうが、大多数は映画を観ることではないだろうか。
私もその1人である。
DVDは3桁ほど持っているが、アマゾンビデオが大変良くて利用しまくっている。
なぜなら、レンタルビデオ屋で適当に物色してたら観ることもなかった隠れた名作に出会えたりするからだ。
今回のオススメしたいクリスチャン・ベイル主演のマシニストもその1つ。
全体的にコントラストを控えめにして、静かなBGMで独特な雰囲気を出したサスペンス映画に仕上がっている。
クリスチャン・ベイルといえばバットマンの主人公役で有名だろうが、個人的にはアメリカンサイコの方が、彼の作品では好きだ。
どちらにも共通しているのは、クリスチャンの鋼の肉体である。
だが、本作は異常なまでの痩せ細りで、これが役者魂かと関心する。
内容は、よくある主人公の妄想が主軸に動いていく話。
やはり、映画の良さは、その世界観に入り込んで、終わったあとも、その世界観の余韻に浸れることである。
自分が同じ状況なら〜とか、そうか、そういう考えもあるよなといった感じである。
今回でいえば、自分がいま現実と思って送っている日常は本当の世界ではなくて、本当の自分はずっと病院で昏睡状態でいるとか。
これが真実なら普通に恐怖だし、受け入れ難い事実だろう。それを知ったあとも認めきれず、また逃避している自分を周囲の人等が哀れな目で見る状況まで想像してしまう。
ちなみに心理学でいう逃避は自己防衛である。今回でいうとリアルで辛い思いをするくらいなら、自分が理想とする妄想の世界の中で幸せに生きるという選択だ。
あれ、これって割と中高時代にいたし、これくらいなら普通に多そうだな。程度の違いだが。
まぁ、私は楽観的なので、この映画の人ほど妄想の世界に入り込めるなら、妄想と分った上で再度その妄想の世界に入って、現実ではできないことをしまくりたい。
実際こんな考えの者は、ならないんだろうが。
あくまで私の予想だが、案外こうなる人等は知能値数が高くて、常に考え事をしてる人が多いんじゃないか。
まぁ私はよく知らないし、それも当然だ。
精神異常者に普段の日常で出会うことはないし、社会がそうさせていないので、当然私としては非現実的にさえみえる。
しかし、私が知らないだけで、こういう世界の人は存在するという現実がある。
そんな事は、こういう機会でもないと全く考えないし、普段からそんなことを考えていたら、私が精神病みそうだ。
ただ、稀にこういう世界を知って調べたりして自分の世界観を広げるというのは楽しい。
結果、映画は良い。