こんにちは。会いたくなかったですね。
外より中の世界を充実させるべく、去年の11月末にプロジェクターというもの購入。
エプソンの現行モデルTW6700。
これは確か2番目に高いモデルで、上は今流行りの4k対応モデル。
お値段は20万しないくらい。約3ヶ月使った感想としては何も不便さはない。
ランプ光量も大きいので、カーテンしなくても夕暮れあたりからでもよく映る。
プロジェクターによって差が出る黒色も薄くなったりするようなこともなく綺麗に映る。(アマゾンビデオ サブリナ 100インチ表示)
スクリーンは120インチだが、9畳しかないので投写距離は3m80cmが限界で、プロジェクターの設定で画面サイズを最大にして約100インチが限界だった。
今まで40型のTVが日常で最大の画面だったのが、100インチ画面を毎日観られるというものになった訳だが、正直慣れて何とも思わなくなった。
100インチ画面を2mくらいの距離から観ているにも関わらず、個人的にはもう少し大きい方がいいなんて思い始める。
最初は大画面だしと、観るジャンルとしては自分の中では少ないアクション映画をわざわざ観たりしていたが、今ではPCに繋いでネットサーフィンしたり、ユーチューバーのオッサンが飯食ってる動画を観ている始末。
地デジチューナーは今回の入れ替えに伴い、繋ぐのを辞めたのだが、そうじゃなかったら100インチでマツコDXとかを観ていただろう。(チューナーと繋げば地上波放送は観れる)
結局、慣れたら40インチも100インチも同じなんだと思った。初めて40インチTVが来た時は、その前がブラウン管TVだったこともあり、当日は物凄く大きく綺麗な映像に感じた私は心踊らせながら、もうセリフまで暗唱できるくらい観た映画をまた何回も観たりしていた。
人はなんやかんやで、現状の暮らしに良い意味でも悪い意味でも適応してしまうのだ。
映画館にあった迫力の大画面は日常の暮らしにはなかったからこそ、特別なものだったのだと身をもって感じた。
ただ、勿論良かった点は多い。
今回、TVの代用品としてプロジェクターに替えたので、部屋がかなりすっきりとした。
TV台がなくなったからだ。これは大きい。インテリアとして凄く邪魔だったからだ。
スクリーンなら壁紙によく溶け込むし、どことなくリッチな雰囲気がする。
あと自分は昔の映画が好きなので、それを映画館で観たかったらリバイバル上映を探すしかない。それが家で楽しめて、かつ自分勝手に観れる。これが最大の利点である。
実は購入にあたって都内の様々な専門店でプロジェクターを視聴していたのだが、ある店でプロジェクターの老舗メーカーの人が最新の4kプロジェクター数百万クラスのやつをお披露目&説明をしており、参加する機会があった。
私はどうも若い世代であるにも関わらず、中身が古臭いのか、どうも4kは出だしの頃から印象がよくない。
なぜなら、4kは映像がどこまでも鮮明すぎるからだ。それが最大の売りなのだが、私には映像に奥行を感じられず平面的に感じる。
例えるならばゲームのような映像に見える。そして情報量が多いせいか、とても目が疲れる。
多少の粗さもフィルム感があって好きだし、人の目はある程度の情報で補えるようにできているのだ。だから背景とはボケていても問題はないし、自然にみえる。
なので、4kプロジェクターも近年は30万円台で買える物も出てきているので買えないことはないが、自分にはメリットが少なく感じたので今回は見送った。
きっとこれも慣れなのだろうが(ループ)