mr_Tの日記

限界ポルシェオーナー

交通事故後のあれこれ

こんにちは。

 

久しぶりの投稿になってしまいました。

 

というのも実はバイク納車して1週間で追突事故にあってしまったからです。

 

追突とはいえ速度は出ていないためバイクは自走可能でナンバーとリアフェンダーに傷がついた程度なので修理しなくとも走行することは可能だ。

 

実は事故経験は2度目なのですが、その時は100%自分が悪かったのですぐ自分の任意保険を使って物損事故として処理して何も揉めることなく終わったものでした。

 

しかし、今回の事故は追突事故。

 

過失割合は10:0もしくは9:1-2になるような事故なのだが、問題は加害者が保険会社を使わず支払いも拒否しているということ。

 

こうなった場合、警察は民事不介入なので相談先は自分の保険会社と弁護士くらいだろう。

 

修理代も怪我も大したことない私の場合、弁護士を自費で雇うと損する可能性が高い。

 

しかし、弁護士特約が付帯した保険なら弁護士費用はかからないし特約なので翌年の等級に影響もでないのだ。

 

もし入っていなくても交通事故の初回相談は無料にしている法律事務所が多いので調べてみてほしい。

 

その日のうちに保険会社に連絡し相談したら翌日に担当者から連絡がくることになった。

 

任意保険を使うと等級が変わって翌年から支払い額が上がるわけだが、今回は等級が変わらない範囲での所謂お手伝いをするという内容になった。

 

そのお手伝いとはどういったことか。

 

つまり保険会社が被害者と加害者の間に入って交渉することができないということ。

 

それ以外で、必要書類の準備やアドバイス、弁護士特約の利用、お見舞金の請求などはできる。

 

この間に入ってもらって請求する役を弁護士にやってもらうことにした。

 

ちなみに弁護士特約は時間がかかる。

 

弁護士特約の申請から弁護士が決まって連絡くるまでに2週間以上かかる。

 

そこから来所日を予約して初回相談して後日契約書を書いて提出してから本格的に動いてもらうわけなので1ヶ月-2ヶ月くらい急いでもかかると思った方がいい。

 

現状は弁護士事務所から契約書が郵送されてくるのを待っている段階だ。

 

ここまでの中で色々わかったことがあるので書いていこうと思う。

 

まず警察には加害者の態度が悪かったり信用ができなそうな人なら''最初から''物損事故としてではなく人身事故として処理してもらおう。

 

理由は人身事故になると警察がちゃんと捜査して実況見分書を作成してもらえるからだ。

 

これは事故を客観的に見て作られる証明書のようなもので裁判になった時に使える。

 

物損事故の場合、お互いの事情を聞いて車検証、自賠責を確認して事故記録を発行して終わりになってしまう。

 

また、加害者には行政処分が下り被害者の治療回数に応じて違反点数が決まるため相手へ罰を与えることができる。

 

実は事故記録は5年間の有効期限があり、その期間内であれば当時の診断書を持って人身事故への切り替え手続きができる。

 

しかし、あとから人身に切替える場合、加害者と予定を合わせて平日の朝に同時出頭する必要がある。

 

これは各々から事故の状況を聞いて書類を作るためである。

 

しかし、加害者にとって不利にしかならない人身事故切り替えにわざわざ時間作って協力するわけがない。

 

これが私が最初から人身事故にした方がいいと書いた理由である。

 

現に私は今この状況で警察に何度も連絡している。

 

私が重症で事件性が大きい場合は別として、軽傷な私に警察が本腰を入れるわけはない。

 

実際10月末に起きた事故なのに12月も終わろうとしているこの時期になっても進展はない。

 

交通課の警察というのは基本的に頼りないので、何度も電話相談を重ねて弁護士にも相談し本腰を入れてもらうしかない。

 

ちなみに人身事故切り替えを警察でしない、又はまだ済ませていない段階でも保険会社へは人身事故として請求ができる。

 

事故日直近で病院で診察を受け診断書を出して貰い、通院をすればその際にかかった医療費はあとから請求できるのだ。

 

そして通院を5回以上すれば自分の任意保険からお見舞金が10万円でる。

 

仮に加害者から修理代を回収できなくても、これをその分にあてることができる。

 

そして治療費は相手の自賠責に請求ができる。

 

任意保険は相手が使わない請求できないが自賠責は被害者請求することができる。

 

私はその書類準備を自分の保険会社にしてもらった。

 

事故って警察を呼ぶと、お互いの自賠責書の確認があり記録が残るので、それで請求できるわけだ。

 

なので、どんな些細な事故も警察を呼ばないと後から何かあった時に事故の証明記録がないので余計面倒事になってしまうのだ。

 

ちなみに自賠責は使っても等級が変わることはないので加害者へのダメージはない。

 

しかし、人身事故として保険金請求するために通院してかかった費用を全て回収できるので損することはない。

 

現段階で私は一切損をしているわけではないが、加害者の態度があまりに悪いので弁護士特約を盾に裁判までなっても構わない覚悟でいる。

 

今後の展開がまたあり次第ここに綴りたいと思う。

 

皆さんも自分が悪くない事故なら大丈夫と安心せず日々運転した方がいい。

 

今回相手の態度が悪いだけで自賠責に入っていたし飲酒もしていない身元もわかる人だったので色々やりようはあったが、もし無保険や飲酒運転だったり、盗難車で運転している無一文な移民だったら、本人に払って貰えないと泣き寝入りになってしまうのだ。  [完]